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バイト先の店長夫婦と今度カラオケに行こうという話になった。
普通の若者ならば何にも気にせずにフラフラと顔を出すところなのだが、
私という男はどうしても音楽に関しては見栄を張りたいのである。
店長たちの知っている往年のヒット曲を華麗に歌い上げ、
こんな曲もちろん知っていますよとドヤ顔をしてやりたいのである。
そもそも年配の方というのは自分の知らない曲にあまり興味がないようだ。
私は楽器が置いてあって歌えるバーなんか好きで時々行くのだが、
友達と自分たちの作ったオリジナル曲(知ってるわけがない)を数曲演奏して
気持ちよくなって「あー楽しかった」と帰ったあとに
マスターが書いたその日のブログを読んだら
「僕らくらいの歳になると知らない曲ばっかり歌われるとキツイなぁ」
みたいな事が書いてありショックを受けたことがある笑
そんなこんなで私は最近、古き良き日本のフォークやニューミュージックを聴いている。
人生、常に勉強である。
吉田拓郎
さだまさし
松山千春
オフコース
南こうせつ
財津和夫
長渕剛
サザンオールスターズ
...etc
いろいろ聴いたが一番ツボにハマったのはさだまさしだ。
実は私の両親はさだまさしが好きで子供の頃に
何度かコンサート連れて行かれたことがある。
残念ながら子供の頃の私にはさだまさしの偉大さが
全く理解できなかったのでだいたい寝ていた。
さだまさしの素晴らしいところ、
それは曲が素晴らしいというのはもちろんなのだが
それぞれの楽曲が明確な物語を持っているというところである。
ちょっと前まで話題になっていた偽ベートーベン事件でもわかるように
人々は物語を追いかけるのが好きなのだ。
さだまさしの楽曲には特別な物語性がある。
自分のところに嫁に来る女性に向かって歌う「関白宣言」、
学生時代に付き合っていた彼を思い出して歌う「主人公」など
恋愛・結婚など多くの人が自分の生きた人生と重ね、
共感できる普遍的なテーマの楽曲はもちろん数多くあるのだが、
出てくる単語はだいたい同じで助詞が違うだけだと
揶揄される最近のJ-POPとは一線を画する。
たとえば、遠い国の診療所で働く医師が友人に歌う「風に立つライオン」など
ニッチな設定の楽曲も多くあり、ただただ多くの人が共感できるというだけではないということがわかる。
さだまさしの作る歌詞には徹底したディテール描写が見られるのだが、
それはその歌を唄う人物のイメージがしっかりと作られているからだ。
その人の人生の一部が垣間見えた瞬間、私たちはそこに物語性を読み取り感動する。
助詞だけ変えて歌える人生なんてないのだ。
さだまさしは小説も書いているのだけれど
下手したらどの楽曲も小説書けるんじゃないかな
いやぁほんと天才(゜-゜)
普通の若者ならば何にも気にせずにフラフラと顔を出すところなのだが、
私という男はどうしても音楽に関しては見栄を張りたいのである。
店長たちの知っている往年のヒット曲を華麗に歌い上げ、
こんな曲もちろん知っていますよとドヤ顔をしてやりたいのである。
そもそも年配の方というのは自分の知らない曲にあまり興味がないようだ。
私は楽器が置いてあって歌えるバーなんか好きで時々行くのだが、
友達と自分たちの作ったオリジナル曲(知ってるわけがない)を数曲演奏して
気持ちよくなって「あー楽しかった」と帰ったあとに
マスターが書いたその日のブログを読んだら
「僕らくらいの歳になると知らない曲ばっかり歌われるとキツイなぁ」
みたいな事が書いてありショックを受けたことがある笑
そんなこんなで私は最近、古き良き日本のフォークやニューミュージックを聴いている。
人生、常に勉強である。
吉田拓郎
さだまさし
松山千春
オフコース
南こうせつ
財津和夫
長渕剛
サザンオールスターズ
...etc
いろいろ聴いたが一番ツボにハマったのはさだまさしだ。
実は私の両親はさだまさしが好きで子供の頃に
何度かコンサート連れて行かれたことがある。
残念ながら子供の頃の私にはさだまさしの偉大さが
全く理解できなかったのでだいたい寝ていた。
さだまさしの素晴らしいところ、
それは曲が素晴らしいというのはもちろんなのだが
それぞれの楽曲が明確な物語を持っているというところである。
ちょっと前まで話題になっていた偽ベートーベン事件でもわかるように
人々は物語を追いかけるのが好きなのだ。
さだまさしの楽曲には特別な物語性がある。
自分のところに嫁に来る女性に向かって歌う「関白宣言」、
学生時代に付き合っていた彼を思い出して歌う「主人公」など
恋愛・結婚など多くの人が自分の生きた人生と重ね、
共感できる普遍的なテーマの楽曲はもちろん数多くあるのだが、
出てくる単語はだいたい同じで助詞が違うだけだと
揶揄される最近のJ-POPとは一線を画する。
たとえば、遠い国の診療所で働く医師が友人に歌う「風に立つライオン」など
ニッチな設定の楽曲も多くあり、ただただ多くの人が共感できるというだけではないということがわかる。
さだまさしの作る歌詞には徹底したディテール描写が見られるのだが、
それはその歌を唄う人物のイメージがしっかりと作られているからだ。
その人の人生の一部が垣間見えた瞬間、私たちはそこに物語性を読み取り感動する。
助詞だけ変えて歌える人生なんてないのだ。
さだまさしは小説も書いているのだけれど
下手したらどの楽曲も小説書けるんじゃないかな
いやぁほんと天才(゜-゜)
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プロフィール
HN:
teratera28
性別:
男性
自己紹介:
テラダクニヒコという宅録アーティスト
いろいろな音楽を知りたいです。
たまたま音楽が好きで
たまたま暇な人は読んでください。
アコギ一本で歌ったりもします。
連絡先 tedada_kunihiko@yahoo.co.jp
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たまたま音楽が好きで
たまたま暇な人は読んでください。
アコギ一本で歌ったりもします。
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