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今日は坂本龍一について
クリスマスになると戦場のメリークリスマスを聴きたくなるよね。


坂本龍一 「Merry Christmas Mr.Lawrence」






知らない人もいるかもしれないので説明すると
坂本龍一はもともとYMOことイエローマジックオーケストラという
テクノバンドのメンバーでした。

YMO - 「Rydeen」



初めて東洋のバンドが海外で評価されたと言って
当時は大変なブームになりました。

当時、日本人にはいわゆる洋楽的なリズム感が欠けており
どうしても海外のポップスやロックと比べると
音楽的に劣っているような印象を受けました。
ですから海外で日本のポピュラーなバンドが評価されるようなことは
ほとんどなかったのです。


そこで彼らは、逆にリズム感を感じないような機械的な電子音に
合わせて東洋的なメロディの楽曲を演奏するという
スタイルを開拓したのです。
土俵を変えれば勝負できると思ったんですね。
とても頭が良いです。


面白いのは坂本龍一は東京芸術大学大学院まで卒業した
生粋のクラシック畑の人だったというところです。
小さい頃からバッハやドッビュシーを聴いて育った人が
細野晴臣の鶴の一声でバンドに参加したことで
歴史的なテクノバンドが誕生したんですねー。



YMOで一躍有名になった坂本龍一は
ある日、有名な大島渚という映画監督に
俳優として次の作品に出演してくれと
依頼をされたのです。
そこで坂本龍一はその映画の音楽を自分に作らせてくれたら
出演してもいいと言ったそうです。すげー奴です笑

そうして生まれたのが、戦場のメリークリスマス。
この映画は海外でも高い評価を受け(この映画は出演者もかなり豪華でイギリスの有名なロック歌手デヴィッドボウイなんかも出演してます。日本からはビートたけしなんかも)
坂本龍一の名も世界に知れ渡りました。




坂本龍一 「THE LAST EMPEROR」



その後も坂本龍一はいろんな映画音楽を手がけたのですが
なかでもこのラストエンペラーという曲は素晴らしい。

中国最後の皇帝のお話で、紫禁城というドでかい城を
貸し切っての撮影は当時大変話題になりました。
この映画はアカデミー賞を受賞したりして
映画音楽を担当した坂本龍一も世界の坂本とか
言われるようになりましたね。



坂本龍一のすごいところは
いくつになっても新しいことをしようとしているところです。
音楽を使ってできることに限界なんてないんだと感じさせてくれるところです。


Ryuichi Sakamoto / Undercooled



この曲は韓国人のラッパーさんが韓国語で歌っています。
ジャンルも国籍も関係ないのです。
この曲は歌詞も良いので気になる人は調べてみてください。







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プロフィール
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teratera28
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自己紹介:
テラダクニヒコという宅録アーティスト
いろいろな音楽を知りたいです。

たまたま音楽が好きで
たまたま暇な人は読んでください。


アコギ一本で歌ったりもします。
連絡先 tedada_kunihiko@yahoo.co.jp
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